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平城遷都祭として慰霊ー救霊地蔵尊大法要・盆踊り花火大会

2010年4 月3日

08-09-02-021 悲惨な事故や事件などで無念にも命を奪われた霊や遺族らの心を救うことで、安全・安心で明るい社会づくりを目指すため天理市福住町に建立された「救霊地蔵尊」の大法要として8月28日に行われる灯火会と盆踊り・花火大会がこのほど、平城遷都1300年事業協会の後援事業に決定、今夏からは平城遷都1300年記念事業として開催されることになった。
 同地蔵尊は、青少年健全育成や環境美化活動に取り組むNPO法人「うでどけい」(本部・香芝市上中)が、事件や事故で無念の死を遂げ苦しみ怒る霊たちを慰めるとともに、その遺族や加害者らの心をも救うことで、犯罪や事故のない明るい社会づくりを実現しようと、同志らに呼び掛け、この運動を全国に広げる起点にするため、福住町のみおやのさとやすらぎ公苑内に建立を発案、平成20年11月に、国会議員をはじめ県内外の政財界から約500人が参列、荒井正吾知事のメッセージが読み上げられる中、厳粛に盛大に建立開眼法要が執り行われたもの。
 以来、毎月第2日曜日には法要を行っているが、初盆を迎えた昨年8月には大法要を主とした第1回救霊地蔵尊大法要と奉納盆踊り・花火大会が盛大に行われ、地元や県内外から約2000人の人々らが参集、灯火会や法要などで御霊たちへの供養の祈りを捧げた。
 今夏、2回目の大法要を迎えるに当たり、平城遷都からちょうど1300年あたることを記念し奈良市の平城宮跡を中心に開催される平城遷都記念祭に併せ、その記念イベントにと1300年協会に後援を申請。同協会常務理事の林洋局長は救霊地蔵尊の事業に対し「大変尊く意義深いこと。1300年祭や奈良県が目指す平和・祈りの精神とも合致する事業」とし、民間単体では極めて珍しい後援事業として承認、1300年記念事業の一環イベントと認定された。
 昨年の第1回大会は、NPOうでどけいのボランティアスタッフらが運営。夕から地蔵尊前のやすらぎ公苑の広い敷地内に約1500個のローソクを並べて灯火会、幻想的な灯りが揺れる中、導師の読経による大法要が厳かに営まれ、各地から数十台の送迎バスなどで集まった人々は灯りに包まれながら御霊たちに焼香、静かに手を合わせた。
 そして、提灯が揺れる公苑前の特設会場で賑やかに盆踊り大会。数十軒の露店が軒を連ねるなか、河内屋菊水丸の軽妙な音頭に乗って踊りの輪が幾重にも広がり、会場は熱気でいっぱい。クライマックスの花火ショーでは、豪快な音と共に広がる打ち上げ花火や仕掛け花火に大歓声。集まった人々は夜空を焦がす火の祭典に酔いしれながら、御霊たちへ供養の心を捧げた。
 NPOうでどけいでは、救霊地蔵尊の建立の意義や趣旨をより広めていきたいとし、今夏も8月28日に大法要を計画、灯火会や盆踊り・花火大会も昨年より一層バージョンアップして華やかに開催する予定で、より多くの会員・ボランティアスタッフの参加を呼び掛けている。同会員・スタッフの募集については、NPOうでどけい(☎0745 56 2339)まで。